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小学生からの通塾に関して思うこと

このブログを読んでくださっている方に関しては、またか!とお怒りになられるネタかと思いますが、改めて夏前の募集の時期じゃないですか、私今年の夏、チラシまかないって決めてるんですよ(というか次年度募集までまきません)。

こたびのブログテーマは、小学生からの通塾に関してです。

1.小学生のうち鍛えるべきは...

まず、ずっと発信していることなのですが、国語力というのはすべての教科の土台です。

ここでいう国語力とは、漢字が書けることや読解力があるということだけでなく、語彙(ボキャブラリー)や、はたまた先生の言っていることを理解する力ともとってください。

英語も理科も社会も数学も、すべてこの国語力の土台の上に成り立っていると思います。

英語だって和訳はするし、英語がちんぷんかんぷんになる生徒の多くは、主語だったり、動詞が分かりません。

これ、実はガッツリ国語でやっていることなのです。

なかなか時間がなくて、中学生は、英語と数学で手一杯になってしまうのですが、塾で国語も出来たらなぁなんてことはいっつも考えてしまいます。

そんなわけでうちの塾、小学生のうちは国語力の強化にとっても重きを置いています。

授業のやり方自体は、中学生とさほど変わらないのですが、英語はやっておらず(これはもう、塾開いてからずっとのポリシーです)、音読や辞書を使って語彙を高めていく時間など、小学生のときにやっておいて欲しいことをきちんとやってもらっています。

塾で音読やってもらうんですよ!この辺じゃ結構珍しいんじゃなかろうかと。

あと、基本的に中学受験のための塾ではないので、そんなにあくせくはしていないと思いますね。最低限必要なことを授業の中でお願いしているような感じです。

宿題も授業中のテスト直しだけですし(しかしながら、これは本当に大事なので、間違いなくちゃんとやってきてもらっています)。

また、本も充実しておりまして、授業前には早くから来て歴史漫画や、小学生向けの小説などを読んでいる生徒が多くいます。

本当は中学生も同様にやりたいんですけど、授業前に早く来ても自学とかやっているからねぇ。もちろん自学やることは素晴らしいんですが、もうちょっと色々な見識を深められる時間が欲しいなっていうのが本音だったりします。

意外とそういうふとした場面で手に入れた知識が、一生ものになることありますからね。

2.塾の先生は最長5年間も生徒と関わる大人であること

塾を開校して、2年が経ちました。

うちの塾は全生徒を塾長が見ていますので、小学5年生から塾に入った生徒であれば、最長中3までの5年間お預かりさせていただくことになります。

5年間も継続して生徒と関わる大人というのは、なかなかいないと思うんです。

もちろん中学生も見ていますので、「この単元で生徒は躓きやすいんだな。」みたいなのもしっかり把握しています。

中学生の苦手は小学生時代の躓きに端を発している事が少なくありませんので、先にきちんとその部分に手をつけられるという利点があります。

しかし、

習い事などの兼ね合いもありますよね。

実際、うちの塾に来ている小学生のほとんどが、他に習い事をしながら通ってきてくれています。

なぜなら、

自由に通塾日を決められるからです。

小学生はこの曜日に必ず来てくださいというのがありません(時間は17時~18時30分で固定しているのですが)。

生徒それぞれが学習を進めていくうちの塾ならではだと思います。

3.地方の小学生事情

私の塾近隣では、中学受験がほとんどと言っていいほどなく、まだまだ「塾は中学生から」、もしくは行ったとして「●もん」さんみたいな選択肢になりがちかと思います。

「●もん」さんに関していうと、やはりどうしても作業的になってしまう危機感は個人的に拭えないのです。もちろん読み、書き、計算が大事なのはぐうの音も出ないほど同意なのですが。

頭使ってますかい?と。

あと、弱点の把握という点でも塾の方が優位性が高いと思いますね。その子が苦手なのであれば、その単元を徹底的にやってもらうみたいなフレキシブルな指導を取れることは、塾の強みでもありますし、分からないところであればイチから“教え込む”ことも出来ますから。

まだまだ地域では圧倒的に小学生のニーズを囲い込めていない自塾ですが、小学生から塾に通うメリットはたくさんあると思います。

むしろうちの塾はメリットしかない!

そんな思いで毎日授業をしております。ビジネス的観点抜きでホント小学生のうちから来て欲しいですね。

色々喋りましたが、先でも話したとおり、ガツガツしている塾ではありません。それは根本的に勉強を教える塾でありながらも、未来を担う子どもたちの、自由で柔軟な発想の芽を摘み取りたくないからです。

生徒たちの周りで起こる様々なことに耳を傾け、ユーモアを忘れず、適切に指導する。是非、「そんな塾、ええな。」と思っていただけた方は、お問い合わせいただけると幸いです。

まぁ、自塾に通えないっていうお子さんお持ちの方で、このブログを見てくださっている方も、間違いなく国語力は鍛えておいたほうがいいと思いますよ。

なおかつ、国語力は何も紙面上の話だけでなく、日常の会話や街中で見かける数多くの疑問から磨ける事が多いですから。

お忙しい中とは思いますが、お子さんの言葉に耳を傾け、多様な会話を投げかけてあげる、そんな心持ちが必要なのかもしれませんね。

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