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【勉強してる割に...】テスト前に差がつく+αの勉強習慣6選!

こんにちは。


栃木県下野市の学習塾、智心館塾長の谷畑です。


市内各中学校が2学期制のため、夏休み明けに期末テストのある自塾は、現在定期テスト勉強期間中です。


今日は定期テスト前に差がつく、勉強法についてお話していこうと思います。


さっそく結論からお話していきます。


①テスト範囲は常に持ち歩いておけ!(先生からのワンポイントアドバイスを見逃すな)


②練習とテストは必ず1セット。


③問題集一回目は、ただの仕分けであると心得よ。


④2回目を充実させるためにも、一回目の直しは適当にやるな。


⑤少しでも答えにたどり着けそうなら、自力で。だが、まったく分からないものは、考えても時間の無駄。


⑥質のいい質問ができるようになろう!(できる子ほど質問に来る)


以上の六つです。


順を追って説明します。


①テスト範囲は常に持ち歩いておけ!(先生からのワンポイントアドバイスを見逃すな)

まず基本的な部分です。


テストには大方、学校の先生からのワンポイントアドバイスが記載されており、範囲のどこの部分を中心に出題するかが明記されております。


それを確認せずに勉強を進めることは、相当なハンデです。


なにせ、先生からの「ここやれよ!?」という大事なメッセージを、みすみす見逃す事になるからです。


必ず範囲を常備して、逐一チェックをしながら、学習を進めていきましょう。


②練習とテストは必ず1セット

練習は一生懸命するのに、自分自身でテストをしない生徒がいます。


それは非常に残念なことです。


練習をしたら、必ずテストをしてください!


暗記の鉄則です。


練習だけをするのは、言ってしまえば楽です。


「やれば終わり」だから。


テストはできなければ、できない自分にもう一度向き合わなければなりません。


ですが、タイトルの通り、差がつくのはそこからです。


できないをできるにするのが勉強なのであれば、“確実にできた”といえるのは、何もない状態から、もう一度同じ問題をクリアできた時です。


練習とテストは1セット!これを必ず頭に入れておいてください。


③問題集一回目は、ただの仕分けであると心得よ。

問題集の一回目が終わってホッとしている生徒に言いたいこと。


それは「問題集の一回目は、ただできるとできないに仕分けただけである。」ということ。


それをできないからできるにしたら、上記の通り、テストをするんですよね?


2回は絶対にやんなくちゃいけないですよね?


なんなら、2回ですべて覚えられることなんてないですよね?


じゃぁ、3回、4回やらなくちゃいけないよね?


ということです。


④2回目を充実させるためにも、一回目の直しは適当にやるな。

ワークを3回、4回やることが大前提な上で、ある意味反対のことを言います。


ワークを複数回やることが“当たり前”だと思わないでください。


どういうことか。


できてない部分をそもそも、できるにしなかったら、何回やってもできないままということです。


「やりすぎて、答えを覚えてしまう」ということはあるかもしれませんね。


しかし、それは同じ問題がまったく同じ形で出なければテストで発揮できませんし、


そもそも定期テストレベルでは通用しても、同じ勉強法を、実力テストや受験に応用することはできません


その意味で、できなかったところは解決する意識を持たなければなりません。


なぜそうなるのか?


どういった考えが自分は誤りで、どう改善していけばいいのか?



解説を読む、あるいは教科書を読む、それでも分からなければ、先生や友達に聞いてみる。


そのように直しの精度を高めていくからこそ、2回目、3回目の勉強がいきてきます。


ですので、複数やることが、さも前提のような考えはやめましょう。


極論を言ったら、1回目で完璧にできれば、2回目以降やる意味はありませんよね。


そんな生徒は、まぁいないと思いますが。


⑤少しでも答えにたどり着けそうなら、自力で。だが、まったく分からないものは、考えても時間の無駄。

これもレベルの少し高い話です。


まず、脳科学的な視点から、物事を思い返すのに、難しければ難しいほど、記憶として定着しやすいという話があります。


(詳しくはこちらの本をご参考にしてください!)


使える脳の鍛え方 成功する学習の科学 著:ピーター・ブラウン他

要は、負荷のかからない勉強は、抜けるのも早く、記憶に定着されにくいということ。


考えていて、分からないにぶち当たったら、まず過去の自分の知っている情報と結びつけて、引っ張れそうな知識を探し当ててみてください。


ただし、ここでも落とし穴!


例えば、私が授業などで、「分からない問題も考える事が大事だから、すぐ答え見るんじゃなくて、自分で考えてみること!」


と発言すると、どういうことが起きるのか。


極端な話、一問の解答に、一時間かける生徒が現れてきます。


他にも、英単語が皆目見当がついていないにもかかわらず、ずっと考え続ける生徒も存在します。


そんなんで「一時間勉強した!」なんて言ったら、ちゃんちゃらおかしいじゃないですか?


英単語なんて、待っていたって降ってくることは稀です。


考えるのは、もちろん悪いことではありませんが、


考えても浮かばない問題に、手が止まっているのは怠慢です。


こういう場合もあるので、あまり勉強を時間で区切る考えは、個人的に好きではありません。


勉強は内容、そしてどれだけ自分の頭に変容があったのかを基準にして欲しい。



解説などを見ずに自力で問題を解く勉強は、脳科学的にとても優れている。

だが、考えても時間の無駄になる、まったく浮かんでこない問題に関しては、答え、解説を見、次に進む。


ぜひ意識してみてください。


⑥質のいい質問ができるようになろう(できる子ほど質問に来る)。

いい質問は、できる子のバロメーターです。


しかしながら、闇雲に何でも質問すればいいというわけでもありません。



「これってなんですか?」


みたいな質問をされても、



「答え見てください。」


か、



辞書で調べてください。


しかありません。


いい質問とは、「ここまで理解できているのだけれど、ここからどうすればいいか分からない。」


や、「単語を全部調べたのだけれど、それでも上手に訳せない。」といった、


具体的な質問です。


(とは言え、最初からいい質問なんてできるわけがないので、いい、悪いを考える前に、まず“質問にいけること”が大事だとは思いますが)


その上で、究極に大事なことを話します。

それは何かというと、



質問が終わった後、アウトプットをする


ということです。


質問して、ハイ、終わりではなく、自分で解いてみること。


その動作を入れるか入れないかで、大きく自身の吸収度合いが変わると考えてください。


分からないが分かるように。


  • まず質問できるようになろう(疑問を持てるようになるところから)。

  • 疑問が解消できるような、質問の仕方を考えてみよう。

  • 解消できたからといって満足しない!自分でできるようになることが本当のゴール!!


以上のことが、いい質問ができるようになる、スモールステップです。


質問一つとっても、奥深い世界がありますので、日々是精進ですね!


まとめ

テスト前に差がつく勉強法は以下の六つです


①テスト範囲は常に持ち歩いておけ!(先生からのワンポイントアドバイスを見逃すな)


②練習とテストは必ず1セット。


③問題集一回目は、ただの仕分けであると心得よ。


④2回目を充実させるためにも、一回目の直しは適当にやるな。


⑤少しでも答えにたどり着けそうなら、自力で。だが、まったく分からないものは、考えても時間の無駄。


⑥質のいい質問ができるようになろう!(できる子ほど質問に来る)


そもそも勉強時間が足りないなら話は別ですが、


勉強しているのに結果が出ないのであれば、このようなポイントで差がついている可能性が高いです。


当てはまる箇所があれば、今日から改善していってくださいね!


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