【過去問はいつから?】9月から加速すべき、受験勉強の心得
- 塾長
- 2021年9月2日
- 読了時間: 4分
栃木県下野市小金井の学習塾、智心館の谷畑です。
単刀直入に聞きます!
皆さん、
下野模試できた!?
塾の夏期講習で、夏休み頑張った成果が出た!
できるところが増えた実感はあるが、まだまだ点数に反映されてない。
そんなこと聞かないでください!(涙目..)
さまざまな感想があると思います。
毎年受験生を見ている私からすると、生徒にもよりますが、
夏休みやった勉強の成果がもう出ているなんてのは、10人いたら1人くらいなもんです。
結果が返ってきた時も、十中八九「まぁ、そんなもんでしょ!」という感想を持ちます。
そんな1ヶ月や2ヶ月勉強頑張ったくらいで、成績なんて伸びないよ。
夏やるべきだったはずのことを復習
さぁ、9月からの勉強を考えるにあたって、夏休みやるべきことはなんだったのかということを復習しようと思います。
5教科の総復習
夏の勉強は、これにつきました。
では、9月からの勉強はどう進めていけばよいのか、お伝えします!
基本は8月から地続き
9月の勉強における基本的な考えは、8月の勉強の続きです。
特に、2学期制の学校は、夏休み明けに期末テストがあるため、その勉強もお盆以降は、必要だったはずです。
よって、まだ勉強が残ってる単元があっても、なんら不思議ではありません。
その勉強を9月も継続させましょう!
ところで話は変わるけど、
下野模試の直しってやりました!?
ギクってした生徒いませんか?
定期テスト勉強なども重なるこの時期、8月の下野模試の復習がおろそかになるパターンがございます。
他の記事でも語っておりますが、下野模試の直しをやらないというのは、
「成績上げる気ない!」
と同義だと考えておりますので、塾生でしたら、バンバンテストに出していきます。
そんなテストなど軽く突破していって欲しいと思う所存でございます。
復習が順調な生徒は、過去問に入ろう!
下野模試の復習も終わり、中1、中2の復習も終わった生徒は、過去問に入りましょう!
ですが、そこまで慌てる必要性はありません!
うちの塾でも、過去問は10月スタートが基本です。
基礎がズタズタのまま、なんとなく過去問に踏み切っても全くいい事ございませんので、
(難しすぎてやる気なくなるのが関の山です)
まずは基礎と基本の徹底に心血注いでください。
磐石な土台があるのとないのでは、過去問から吸収できるものも大きく差が出てきます!
まず慌てずに、今学習している内容が、何のことをやっていて、自分はそこから何を学んだのか、説明できるようになってください。
過去問を始める場合
最後に、過去問を始める場合の注意点を述べて終わりにしようと思います。
必ず、
1年分すべて解かないようにしてください。
例えば数学であれば、大問①番の問題を6年分やり、その次に大問②番の問題を6年分やるといった順番で、過去問に取り組んでください。
なぜなら、過去問も復習が命だからです。
過去問はもう二度と出ないんだから、実力試しとして使うのではありません!
もう二度と出ないから、ワークのように使うのです。
点数で一喜一憂するんじゃなく、実力養成として。
できないところを分かるまでやる、解説読む。
それでも分からない場合には、友達でも先生でも聞く。
もう一度自力で再現してみる。
1年分すべてやった結果、出来ないところ多すぎて、復習まで手が回らないでは、
「何のための過去問?」ってなってしまいます。
是非こまめに刻んで、基本問題から応用問題へ、過去問を使い倒してください!
まとめ
受験生の秋は、夏から本格的に始まった受験勉強を、さらに加速させていく秋です。
もし夏休み出遅れたという自覚がある生徒でしたら、今からでも遅くありません。
大至急、5教科の総復習に取り掛かってください。
もし過去問に入れる生徒であれば、初見の問題ガンガントライし、
同時に二度、三度間違えている問題に関しては、もう一度基本の復習に戻るなど、
攻めと守りの勉強を交互に行ってください。
勉強の質により、大きく差が出る秋です。
(なぜなら大体中3はこの時期みんな勉強するので、量で差がつくことがあまりないのです。この時期につく差は、大方質によるものです。)
さぁ、志望校に向かって、あなたに必要な勉強を始めましょう!
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