勉強苦手な子が大事にすべき、勉強の“三つのサイクル”の話
栃木県下野市小金井の学習塾、智心館の谷畑です。
勉強には主に三つの段階があります。
①解く→②丸つけ→③答え直し
この三つです。
どの段階も適当にやっては、成績アップが見込めません。
答え見ながら解いていたら、できるようにはなりません。
間違っているのに丸にしていたり、答えをちゃちゃっと消して書き直し、丸にしていたら、できるようにはなりません。
そして、赤字で答えを書くだけではできるようにはなりません。
勉強ができるようになりたければ、この三つのサイクルをきちんと回すことです。
自分の勉強を見つめなおしましょう。
特に、③の答え直しは、赤で書いて終わりがさも、“当たり前”かのように先に行く生徒が続出してます。
(私が逐一悪癖を正すので、通塾期間の長い子は、徐々にそういうことやらなくなってきますが)
間違いがあったら、やるべきことは、なぜそうなるのかを考えること。
もしくはなぜ自分は間違ってしまったのか、考えること。
そして、なぜそうなるのかが分からなければ、先生に聞くことです。
その上で、最後にもう一度、自力で解いてみることでしょう。
別にできなくたって構いません。
むしろできるのであれば、私の存在意義はありません。
分からないまま先へ進む。これをして後々いいことなどあるのでしょうか?
勉強をしていれば否が応でも、「自分のできない」部分にぶつかります。
これは成績のいい悪いに関係なく起こります。
しかし、そこでの、できない問題に対する対峙の仕方、向き合い方に、成績のいい、悪いを二分する何かがあるような気がしてなりません。
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