この時期だから考えたい、「よくまとまっている、分かりやすい教材」の功罪
どうもこんにちは。
智心館塾長の谷畑です。
まずは、タイトルです。
“教材”と“功罪”で韻を踏んでいると分かったそこのあなた、
塾長から「ユーモアあるで賞」をプレゼントいたします。
時期柄、中3生が自習に来る事が多くなりました。
基本私は自習は自習、授業は授業ときっちり区分けするタイプなので、自習の面子にあーだこーだ言うことはしないのですが、それにしても今の時期重点的にやるべきなのそこか?と首を傾げたくなるような勉強をしている生徒がいたので、今日はそんな話をしていきたいと思います。
入試まであと約100日となりました。
たかが100日、されど100日です。
皆さんは、どんな教材で受験勉強をしていますか?
もし、「学校ワークや●研究、●理と対策みたいなまとまってる教材をやってるよー!」って方がいたら注意です。
言い方悪いですが、今の時期に(塾でやっているなら別として)過去問など、実践的な問題を解いていないのは、賢いとはいえません。
部活も同じじゃないですか。
大会近くなってきたときには、練習試合とか、実践練習とか多くなってくるじゃないですか。
大会近いのにずっとバッティングマシーン相手に打撃練習してるとか、普通しないじゃないですか。
話を勉強に戻します。
「よくまとまっている」「分かりやすい」教材というのは、各教科のポイントがまとまっていて、ポイントまとめと練習問題みたいなのが併設してあるような問題集を指しています。
これらの問題集は復習が容易である反面、それとは異なった側面を持っています。
それは“何を学習する単元か分かった状態で出てくる”というところです。
例:
単元名「過去形」
単元名「連立方程式の利用」