模試の復習はガチで戦った熱が冷めないうちに
昨日は中学3年生の第4回下野模試がありました。
栃木県の受験生であればほとんどが受験されているのではないでしょうか?
ご存知の方も多くいらっしゃるとは思うのですが、栃木県下では最も母数の大きく、志望校判定の正確な模試です。
うちの塾では下野模試以外は受けさせておりません。
あとは学校の実力テストで十分かなと。
他にも多数、塾生に外部模試受けさせている塾とか聞きますけど、
「大丈夫?受けるだけで終わってない?」
という頭は、常日頃から必要なのではないかと思います。
たくさん受ければいいってものじゃないんです。模試だって、授業だって同じです。受けるだけならその意味は半減してしまうでしょう。
むしろ受けてからがスタートなんです。模試は、部活で言うなら練習試合ですから。弱点を知ったら練習しなくちゃ。
「終わったー!疲れたー!寝るー!」
って気持ちは分かるけど、鉄は熱いうちにじゃないですが、自分がなぜ出来なかったかを覚えているのはきっと、今日、明日、明後日が限界なんです!
下手したら明日でももうダメかも。
何日も経ってから復習したって、「あれ?なんでここの答えこうなったんだっけ?」が関の山です。
復習する時間も大事ですが、それ以上に大事なのは、復習するタイミング!
戦った熱が残っているうちに復習しないから、何回も同じ間違いをするのです。
本当は出来たはずなのに、落としてしまった問題とかないですか?
勉強が苦手な生徒は、そんな「自分が落としてはいけないところ」から勉強やっていくといいと思います。
全部やろうったって無理ですから。
我々は100点を目指すテストをしていないのです。
同じ高校を受けるライバルに、1点でも上回れるようになることを目指すべきなのです。
400点を目指す人と250点を目指す人の戦い方は自ずと違ってくるはず!
では、具体的なお話を。
基準として、下野模試、その他実力テストで、8割を超えたい人は全部解き直しやってみてください。
一箇所でも穴のある単元や苦手が当たってしまえば、80点はなかなか到達しにくくなります。
全部網羅する気持ちで、ウィークポイントと向き合ってください。
次に、平均届けば最高です!の生徒は、ワードを答える問題、基本的な問題の復習に時間を費やしてください。
間違ってしまった、分かってたけど、出てこなかったワードはノートなどに写してオリジナルの参考書を!
とにかく“次”もう一度間違わないように即時動くしかありません。
計算問題や暗記だけの問題ではないのなら、もう一度やってみてください。その上で、なぜ出来なかったのか、考えましょう。
解説読んでも分からない場合は、塾の先生や学校の先生に聞きな?
近隣であれば智心館へ(笑)
甘いものを持ってきてくれれば、塾生でなくても答えてあげましょう!
実は10月にもこの記事書いているんです(下野模試が終わったら)。
では、なぜまた書いたのか。
他でもない、うちの塾の生徒がやっていないからです。
もちろん、私の愚痴を垂れ流すためにこのブログは存在しているのではない。
生徒にはテスト後、念入りに話しました。
特に今、志望校に点数が足りていない生徒。
「あなたは他の人より抜きん出た“何か”をしないと、合格には至らないのです。」
どうせみんなやらないですよ。模試の解き直しなんて。
今までのあなたがそうだったように(決めつけてごめんね!)。
現状努力圏なら、皆と同じ努力じゃダメなわけ。
今は、ガチガチに演習問題やるべき時期なんです。
整理と●策ディスではないけど、まとまった参考書をやるな!とは言わん。
全部ごちゃ混ぜの実践問題に重きを置け。
その上で、間違えたところをもう一度まとまった参考書で詰め直せばいいんじゃない?
そんなことを昨日はお話ししました。
復習はガチで戦った熱が冷めないうちに。